彫刻への想い
学芸大学入学以来ほぼ60年休むことなく彫刻と向き合ってきました。
彫刻があったから私は生きてこられたと言って差しつかえありません。
彫刻は私の人生の将に杖であります。
うまいもへたもない。彫刻にすがりついて私は生きてきたといって過言ではありません。
私の部屋には私の人生の涙とも言える土や石膏や樹脂の固まりがごろごろとしています。
どの作品も私を励ましてくれた残がいです。
私の作品を「楽しいですね」と多くの方が言って下さいますが、私の作品は自分を楽しませ励ます為に作ってきたもので人様にお見せできるような物ではありません。
此度の作品展も私の涙の跡でできた固まりです。
皆様に喜んでいただければ本当に嬉しく思います。
そして見ていただけた皆さまの杖になってくれれば望外の喜びです。
各学校に飾っていただいています

善司
これは初めて教師として赴任した京都府美山町の鶴ケ丘小学校に寄贈させていただきました。懐かしい。

善司
これは4年間勤務した京都府南丹市の宮島小学校ですね。(2016年より宮島小学校校舎を使用し美山小学校に統合)

善司
これは平屋小学校(美山小学校に統合)に寄贈させていただいた彫刻です。

善司
これは美山中学校ですね。それぞれの作品に思い入れがあります。
作品制作中の動画
作品集
ギャラリー「モーニング」での展覧会
木代喜司プロフィール
年代 | 内容 |
1940年 | 京都で生まれる |
1962年 | 京都学芸大学特修美術科卒業 |
1963年 | 日展初入選 京展市長賞受賞 |
1974年(77年) | 京展市長賞受賞 |
1981年 | 日展特選受賞 (82年) |
1985年~2003年 | 京都教育大学美術科教官 |
1988年 | 全国身体障害者スポーツ大会記念メダル制作 |
2001年 | 第14回京都美術文化賞受賞 |
2001年~03年 | 夏の全国高等学校野球大会メダル制作 |
2005年 | コンスタンチン・ブランクーシ賞受賞 |
主に京都で個展、グループ展多数。
現日展審査員 京都教育大学名誉教授